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ミュージカルの照明演出!何を意識すればよい?

ミュージカルはただ単に華々しい照明だけを使えばよいという事ではありません。
時には演者が言葉を発せず、照明だけで心情を描く必要性があります。

ミュージカルの照明を演出する際は、まずシナリオを理解し、そのシーンごとに合った照明を用意できるかが重要。

例えば、ミュージカルで生命誕生のシーン。
そういったときには情熱に満ち溢れた赤い照明を使用したり、あるいは神秘的な印象をもたらすブルーの照明を用いた演出が多いです。

そしてミュージカルの舞台が進み、ちょっと主人公の不安定な気持ち、落ち込んだ内情などを表すときはパープルを使用する方法も。
パープルには不安定さや迷いを表現する意味合いがあります。

そして、希望に満ち溢れたエンディングやポジティブなシーンならイエローを使用。
イエローで幸せや喜び、楽しさを表現できます。
また可愛らしさもあるので、子供や動物の登場シーンでも重宝されます。

このようにシーンごとに最適なカラーバランスを考えて、照明演出できるかどうかも重要です。

こういった照明はほとんどの多目的ホールの場合、照明位置、照射方向、調光設定などが変えられるようになっています。

色々な舞台での調整が可能ですので、イベント開催場所問わずご相談ください。

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